天橋立で悪ふざけで重傷事故

15日午後、日本三景天橋立で「股のぞき」をしていた男性が15メートル下まで転げ落ちる事故がありました。

事故の瞬間を捉えた映像では、展望台で股のぞきをしている男性を後ろから別の男性が押す様子が確認できます。男性はバランスを崩し、斜面を転げ落ちてしまいました。

警察によると、15日、午後2時20分ごろ、京都府宮津市天橋立・傘松公園で股のぞきをしていた50代の男性が同僚の男性から押され、15メートル下まで転げ落ちました。

展望台の前には、天橋立が見えるように柵は設けられていませんが、およそ2メートル下に落下防止のための鉄製の網のフェンスがあります。しかし、今回はそのフェンスを超えて、転落したとみられます。

男性は会社の同僚らと旅行に訪れていたということで、警察は当時の詳しい状況を調べるとともに、傷害事件として捜査しています。

 

男性は胸の痛みを訴えていて、重傷の見込みです。

■「そこまで落ちた人は聞いたことがない」と管理者

男性は会社の同僚らと旅行に訪れていたということで、警察は当時の詳しい状況を調べるとともに、傷害事件として捜査しています。

公園の管理者は「数年に1度、落下事案はあったと記憶しているがそこまで落ちた人はほとんど聞いたことがない。本来は後ろ向きで『股のぞき』をするが、今回の男性は、反対向きにのぞこうとして前から落ちたために、勢いづいてしまったのかもしれない」と話していて、「しっかり手すりを持ち股のぞきをしてほしい」と呼びかけています。

そもそもなぜ天橋立が股覗きなのか、訳が分かっていないようも思うけれど、悪ふざけにもほどがある。これで、股覗きが禁止か余計な柵ができたら興ざめです。

赤く頭部がぼかされているのが、犯人です。

天橋立転落事故