大森房吉

福井市出身の日本の地震学研究の創始者

1923年9月1日の関東大震災から100年。

そして、大森先生が脳腫瘍で亡くなったのも同年11月。

地震計を独自に開発されて、日本各地はもとより世界の地震観測も行った。

弟子の今村教授と共に、関東大震災の発生を予言していた。

自分が、神奈川に住んでいた40年前からも関東大震災の再発は言われていた。

その根拠は、歴史的に関東では50年毎くらいで大震災が起きていた。

それが100年間、平穏な時代が続いている。

この平穏がいつ破られるのか?それは明日かも知れない。

地震が集中して起こる地域は、関東では4か所。

相模湾周辺、房総半島周辺、北関東そして茨城県沖の日本海溝

大森先生は、この相模湾に特に注意が必要との認識を持っていましたが、いつどこで大地震が起こるかを特定できないので、公表を控えていました。