円谷英一、証明写真機、福井「だるま屋百貨店」と福井震災。そしてウルトラマン。
こんな絡みがあるなんて初めて知りました。
特撮の神様の円谷英一さん。
戦前は、戦争映画の特撮にも携わっておられました。
それが原因で、戦後GHQから公職追放されていたんですが、その時に現在の写真ボックスの原型となる証明写真機を考案されています。
それを、福井駅前のだるま屋に納入しようとしたら、1948年6月の福井大震災で撤退。
震災がなければ、この画期的な発明で円谷さんはまた違った業績を挙げられたことでしょう。
現在のだるまや西武福井店も福井県唯一のデパートなんですが、西武百貨店が身売り状態なので今後どうなるか不明です。
別になくても困らないものの、やはり福井駅前のシンボルなのでないと寂しい感じです。
福井にとってだるまやは、高級ブランド。実は、店頭の売り上げよりも遥かに外商部の方が多いのです。要するにだるまやの包装紙でくるまれているだけで贈答品の値打ちがあるようです。