トレード成立

 西武・若林楽人外野手(26)と巨人・松原聖弥外野手(29)の交換トレードが成立したことが24日、分かった。

 松原は仙台育英から明星大を経て、16年育成ドラフト5位で巨人に入団。翌17年7月に支配下登録され、20年に頭角を現すと、21年には外野のレギュラーとして135試合に出場。打率・274、12本塁打、37打点、15盗塁を記録した。ここ数年は出番を減らし、今季は2年ぶりに開幕メンバー入りしたものの、4月15日に出場選手登録を抹消。以降は1軍での出番はなく、ここまで9試合の出場で打率・154、0本塁打、2打点だった。

 若林は駒大苫小牧から駒大を経て、20年ドラフト4位で西武に入団。21年には44試合に出場し、打率・278、2本塁打、10打点、20盗塁を記録するなど、走攻守3拍子そろった素質の片りんを示した。今季は開幕スタメンに名を連ねたが、ここまで出場は19試合。打率・129、3本塁打、5打点だった。