バッチリ📸全体が写り込みました。もう明日からはこの光景は見られません。
サンダーバードのラストランです。
１６日の北陸新幹線県内開業に伴い、ＪＲ北陸線敦賀－金沢間の特急列車が運行されなくなることから、南越前町の今庄駅付近で１４日、特急列車との別れを惜しむ「お見送りイベント」が開かれた。沿線に集まった町民らが、疾走する「サンダーバード」や「しらさぎ」に手を振り、間もなく姿を消す雄姿に思いをはせた。
北陸線は１９６１（昭和３６）年に「白鳥」が運行を始めて以来、サンダーバードの前身「雷鳥」や寝台特急「日本海」「トワイライトエクスプレス」など数多くの特急が走り、今庄駅でも最盛期には上下合わせて１００本近くが行き交った。
慣れ親しんだ特急が見られなくなるとあって、イベントには地元の小中学生や町民ら約１００人が集まった。南越前中学校の１、２年生でつくる文化芸術部は「今まで夢を運んでくれてありがとう」の文字とともにサンダーバードやしらさぎのヘッドマークなどを描いた自作看板を乗客に見えるよう設置。地元の「旅の宿今庄夢乃舎」は特急の車体色に合わせた旗を製作し集まった人たちに配った。
今庄駅に特急が近づき町民らが手や旗を懸命に振ると、運転士が警笛を鳴らして応えたり、乗客が手を振り返したりして見送っていた。
