しらさぎ12号での出来事

奥さんと息子が、しらさぎ12号から下車する時に、大きなキャリーバックを引きずりながら一緒に50代ほどの女性が一緒にホームに降りた(らしい)。

その女性は、慌てて前の車両に乗り換えようとしたらしいんですが、こんな乗降客が少ない駅では、乗客が降りたらすぐ扉を閉めて出発してしまう。

案の定、扉は閉められてしまって、女性はホームに残される。

その女性は、慌てていたものだから、ホームで思い切りこける。持っていたものもばらまく。

奥様は、見て見ぬふりは出来ず、持っていた傷バンを渡す。ばらまかれたものを拾ってあげる。

なぜこんなことが起きたのか?

それは、しらさぎ12号は前3両が名古屋行き。後ろ6両が米原止まり。

どうも名古屋まで行きたかったらしく、後ろ6両米原止まりの方に乗ってしまって、前3両に乗り換えたかった。

ところがなんです。この連結部分では、通路が貫通していなくて行き来が出来ない。

で、1時間後にやってくるしらさぎ62号に乗って下さいと駅員に言われたそうな。

ん?62号は米原までしか行かない。昔の特急加越の名残。

しらさぎは、10番台までが3両だけ名古屋まで行く。50~60番台は米原止まり。

これが1時間ごとに交互に走るダイヤです。

じゃあ、どうしたら良かったのか?

慌てて車両を乗り換えず、そのまま米原まで行けば良かった。

米原では車両の切り離しに10分は要するから、悠々と乗り換えはできたはず。

まず、乗務員に事情を話して相談することです。